SkiBoarding

スキーボードグラウンドトリックパークの楽しみ方エアに挑戦クール!

|| パークの楽しみ方

近頃のゲレンデは昔と一味違う。なぜなら、たいていのゲレンデにはボードパークやらクロスコースなんていう、とっても楽しいアイテムがぎっしり詰まったコースが用意されているから!
スキボは、そんなパークにももってこい。

Washboard ウォッシュボード。小さなギャップの連続。

ヒザで吸収?それともジャンプ?

小さな波状の山が続くコースがウォッシュボード。
まるで洗濯板のようだから、こんな名前で呼よばれてるんだ。

ゆっくり滑れば初級者でもヘッチャラ。上手に滑るには、ひざの屈伸で上下動を吸収したり、ジャンプしてギャップを飛び越したりする。
何度も滑って、前後のバランス感覚を身に付けよう!

Wave ウェーブ。大きなうねりの連続。

ミニエアを決めてみる?

ウォッシュボードよりもうねりの大きい山が3~5つ続くのがウェーブ。
体が飛ばされないように抑えて滑るか、逆に一気に飛んじゃうかはキミ次第。
ラストの山でミニエアを決めてみるのもいいね。

Bank バンク。斜めに傾斜したカーブ。

身体を傾けてカッ飛ばせ!

すり鉢状の角度がついたカーブをバンクって言う。たいてい左右に2つ3つ連続している。
スピードをつけて、体を傾けながらカツ飛ばせ!!

Rail レール。パイプの上をスライド。

「板が傷む」なんて気にしちゃぁいけません

手すりのようなパイプの上を滑るアイテム。
スノーボードでは真っ直ぐエントリーして、じっと立っていれば最後までメイクできるので比較的簡単なアイテムなんだけど、スキボではめちゃくちゃムズカシイです。
スキボでレールをメイクする場合、板を横にしなければいけないので、ストレートにエントリ→ジャンプして横向きに乗る…っていう動作が必要だから。

レールには材質や形が色々あります。
木で出来たログレール。樹脂製の塩ビレール。アーチ型のレインボーレールなどなど。また、低い位置にかまぼこ状のモノを設置したのをメールボックスといいます。挑戦するならまずはコレかな…。


レールスライド(50/50)
(FISCHER'01カタログより)

One Make/TableTop/Kicker ワンメイク。いわゆるジャンプ台。

十分な練習と度胸が決め手

ワンメイクとは、ジャンプ台を使ってエアの技を決めること。
コイツを飛ぶためには、十分な練習と度胸が必要!しこたま練習して挑戦するようにしよう。

ワンメイク台は、高いエアと安全な着地のために台形をしているのが一般的だ。これはテーブルトップと呼ばれている。テイクオフ部分は緩やかなRを描いて空へ向き、着地の地点はその衝撃を逃がすために傾斜がついている。平らな所へドスンと着地するよりも衝撃がかなり軽減されるはずだ。テーブルの部分は飛び越えてしまうのが正しい飛び方。
ちなみに、「キッカー」と言うのは高いエアをする踏切りに使うジャンプ台のこと。
谷間を飛び越えるキャニオンていうジャンプ台もあるけど、危険なのであまり見ません。

Half Pipe ハーフパイプ。大きな溝の中を行ったり来たり。

スノーボードでお馴染み

これはスノーボードで有名なアイテム。巨大なパイプを半分に切ったような溝の中を滑るからこう呼ぶんだ。スノボと違って難しいところは、壁を登った後に必ず方向転換が必要なところ。
それからスキボは失速しやすいので、壁を上りきれないことがあるって事かな。
スノーボーダーのジャマにならないように滑ろう!(スキー滑走禁止のところもあります、注意)

Quarter Pipe クォーターパイプ。ハーフパイプの半分。

結構簡単にチャレンジできる

ハーフパイプの片面だけのアイテムをクォーターって言う。(4分の1だからクォーター。)
勢いをつけて上り、エアターンなどを決めて、また戻ってきます。
ハーフパイプと違って一発技だから、少々失敗しても直ぐにコースに戻れるので気楽です。僕は好き。
林間コースなどを滑っていると、自然の中でもクォーターに使える壁があるので滑りながらチェックしておこう!
またゲレンデによっては、クロスコースのラストなどで真正面に待ちかまえる巨大な壁のビッグクォーターなんかもあります。

 

Spine/Hip スパイン。アップ系のエア台。

左右どちらかにランディング

三角すいのようなアップ系のエア台。テーブルトップに比べてかなりとんがった形をしています。てっぺんが平らになっているものをヒップと呼びます。
正面から飛んだ後に、左右どちらかに滑り降りるジャンプ台です。
一見難しそうですが、自信の無い人は低めのコースで横に飛びだせばいいですし、自信満々の人は頂上で飛び出すなど、レベルに応じて自由に高さを選べるのが良いです。
また、ワンメイクでは回転系が怖くて飛べない人も、スパインでは横に滑り降りるから完全に回りきらなくても良いので少し楽に回れます。